映画「ザ・メニュー」の魅力をご紹介 🍽️✨
美食とサスペンスが織り成す独特の世界を堪能できる映画「ザ・メニュー」。この作品は、高級レストランを舞台に、秘密とサプライズが満載の物語を描いています。ここでは、ネタバレなしでその魅力をご紹介します。
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あらすじ
有名シェフのジュリアン・スローヴィクが極上の料理をふるまい、なかなか予約が取れないことで知られる孤島のレストランにやってきたカップルのマーゴとタイラー。目にも舌にも麗しい料理の数々にタイラーは感動しきりだったが、マーゴはふとしたことから違和感を覚え、それをきっかけに次第にレストランは不穏な空気に包まれていく。レストランのメニューのひとつひとつには想定外のサプライズが添えられていたが、その裏に隠された秘密や、ミステリアスなスローヴィクの正体が徐々に明らかになっていく。
これみてポイント
レイフ・ファインズ対アニャ・テイラー=ジョイ
秘密を抱えたカリスマシェフを演じるのはレイフ・ファインズ。ハリーポッターシリーズのヴォルデモート卿役でおなじみ。どこかで見た顔だけど、誰かわからないのはそういうことか!
名前を言ってはいけなそうなシェフに対するのはアニャ・テイラー=ジョイ。飛ぶ鳥を落とす勢いとは彼女のこと。クイーンズギャンビットで一躍有名となった大人気女優。
レイフ・ファインズが演じるシェフ、スローヴィクが招待したゲストたちはセレブばかり、そんな中に不運にも紛れ込んでしまったのがアニャ演じるマーゴ。
マーゴは招かれざる客であり、彼女の存在がスローヴィクの完璧なフルコースに狂いを生じさせる。
芸術性と狂気
スローヴィクは料理人として数々の賞を受賞してきた超一流のシェフ。彼の料理は芸術品とも評される。しかし、料理に極度に芸術性を求めた結果、彼の料理は狂気をはらんでいく。
このコースの一品一品が皮肉を含んだブラックユーモアたっぷりの味付けがされており、ゲストたちも苦笑いしながら口にしていく。
タイトルの通り「ザ・メニュー」こそが本作の目玉であるため、詳細はネタバレにになるので明かすことは出来ない。
実際に映画を観てシェフの壮大な仕掛けを味わっていただきたい。
ブラックユーモアと非現実的な状況
本作は行きすぎた美食とエリート主義への風刺が込められている。食に限らず、映画や美術、ダンス、歌など多くの芸術分野で王道と外道というタグ付けが行われている。
芸術を突き詰めていくと難解になり、大衆から離れていってしまうことはよくあることで、本作でもそれを描いている。
その状況がゲーム的というか、バラエティ番組的というか、全員まじめな顔をしているけど滑稽な状態になっていることが本作の面白いところ。
作品概要
ザ・メニュー | |
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The Menu | |
監督 | マーク・マイロッド |
脚本 | セス・リース ウィル・トレイシー |
製作 | アダム・マッケイ ベッツィー・コック ウィル・フェレル |
製作総指揮 | マイケル・スレッド セス・リース ウィル・トレイシー |
出演者 | レイフ・ファインズ アニャ・テイラー=ジョイ ニコラス・ホルト |
音楽 | コリン・ステットソン |
撮影 | ピーター・デミング |
編集 | クリストファー・テレフセン |
製作会社 | ゲイリー・サンチェス・プロダクションズ |
配給 | ![]() ![]() |
公開 | ![]() ![]() |
上映時間 | 107分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 英語 |
興行収入 | ![]() |
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